安全マネジメントに関する取組状況
輸送の安全のために講じた措置及び講じようとする措置
■各事業所ごとに安全方針・重点施策・数値目標策定しそれを達成するため取組む。
■安全管理体制の構築・維持に必要な教育訓練を計画する。
■健康起因の事故防止のため健康管理に関するマニュアルを徹底する。
■情報伝達及びコミュニケーション確保のため経営トップを含めた業務懇談会を各事業所ごとに実施する。
■自社・他社で発生した重大な事故・事件が発生した場合は情報を全乗務員へ周知し再発防止に取り組む。
■車両故障による事故防止のため自社工場にて、車両の法令点検だけでなく1ヶ月点検を実施する。
■事故・苦情の軽重を問わず再発防止教育を実施する。
■重大事故等への対応のため対応・連絡体制の維持訓練を実施する。
■各事業所ごとに法令講習会を実施する。
■運行管理者・補助者等の各種講習会を受講する。
■社長及び各事業所長を中心とした事故苦情防止対策委員会を毎月開催し再発防止に取組む。
■計画した教育訓練とは別に即時に教育等が必要な場合は早急にそれに取組む。
■内部監査を実施する。
■事故・トラブル、教育の記録の管理を徹底する。
■常に輸送に関するPDCAサイクルを回す。
輸送の安全にかかわる教育及び研修の実施状況
■運転者に対する一般的な指導13項目を、年間計画を作成して確実に実施する。
■適性診断を3年ごとに(高齢運転者は2年ごとに)受診させ、診断結果を基に指導を実施する。
■事故や苦情を引き起こした運転者については、発生状況に応じた研修を実施し、再発防止を図る。
■発生した事故・苦情のドライブレコーダーの映像を当該運転者だけでなく、他の運転者にも活用し指導する。
■警察等と連携して法令講習会を実施する。
■運行管理者への教育を行い、乗務員教育のレベルアップを図る。
■添乗指導及び街頭指導を実施する。
■初任運転者には、座学をはじめ車両点検方法の研修を行い、安全運転の実技指導を実施する。
【安全運転の実技指導について】
沖縄本島内の主要国道(58号、330号など)、沖縄自動車道、県道、市町村道等、乗合バス経路や貸切バスで主に運行する経路を網羅的に走行し、添乗指導員が以下の通り指導を実施する。
○ 実施時期:入社時及び適宜
○ 車種区分:大型車両
○ 添乗者の指導歴:0年~20年
【主な指導内容】
〇 構内での急ブレーキ体験、内輪差、オーバーハング体験による車両の特性把握
〇道路交通法の遵守
〇道路状況(狭路、坂道、交通状況)に応じた運転方法
〇 夜間走行の注意点及び天候に応じた運転方法
〇 沖縄バスの路線バス運行経路及び観光施設の特徴、事故多発箇所の共有
〇 バス停進入・発進時及び乗降時の安全確認方法
〇 バス停通過時の運転方法
〇 構内事故防止のための後退駐車方法
〇 等速走行、変速・制動方法の注意点及びブレーキ操作の重要性
〇 車内事故の防止運転方法
〇 下車後、走行訓練における「ヒヤリ箇所」をドライブレコーダーの記録を基に再発防止
〇 その他、運転者の特性に応じて内容を変更する
輸送の安全にかかわる情報の伝達体制及び組織図
輸送の安全にかかわる内部監査結果及びそれに基づき講じた措置
各事業所毎に毎年10月~11月頃実施している。2022年度は12月~3月に実施した。
安全統括管理者
取締役運輸部長